【実験体験談】24時間エアコンつけっぱなしは節電?「冷房」「暖房」で異なる結果になった

DSCN0840エアコンはつけっぱなしの方が電気代が節約できる噂をご存知ですか。

エアコンは初動時に電気を大量消費するので、つけたままにすると安くなるという都市伝説です。色々なサイトで検証していますが「冷房」「暖房」2種類で検証しているサイトは少ないのが現状。

そこで「冷房」「暖房」を一日中つけっぱなしにしてみた結果をご紹介します。

24時間エアコンを使用する条件

エアコン1号機
ダイキン2013年製
型式:AN40PEP-W
冷房能力:4KW
暖房能力: 5KW
冷房消費電力:1,190W
暖房消費電力:1,300W
使用電圧:単相200V
冷房畳数目安:11畳~17畳

エアコン2号機
パナソニック2017年製
型式:CS-226CFR
冷房能力:2.2KW
暖房能力:2.9KW(低温)
冷房消費電力:590W
暖房消費電力:1.130W(低温)
使用電圧:単相200V
冷房畳数目安:11畳~17畳

両機種ともに暖房時の方が電力消費が激しいです。暖房でつけっぱなしは厳しい予感がします。

使用する場所
1号機
18畳リビング

2号機
6畳 洋室

家族構成
私、夫、息子、娘、猫

電力会社
電力会社:東京電力
契約種類:従量電灯B

上記条件で「冬場」11月から3月と「夏場」6月から7月の期間、エアコンを24時間つけっぱなしにします。

冷暖房の電気代を月別に比較

7月は7千円程度と電気代はかなり抑えられています。今年の8月はかなり暑く、エアコンをつけっぱなしにしていましたが、1万1千円台と2台使用している割には安く収まりました。

こちらは電力量の月別グラフ。最も着目すべき点は「同等プランの平均使用量」と比較した折れ線グラフです。12月、1月、2月、3月と暖房つけっぱなし時期は平均と比較して、かなり電力量を消費している事が分かります。逆に冷房時は平均と変わらないので、つけっぱなしにしても問題はなさそうです。

暖房は電力消費が多い結果に

冷房と比較して暖房は電力量の消費が激しい結果となりました。製品仕様書を読んでも電力消費量は暖房が倍近くなので、当然の結果かもしれません。逆に冷房は稼動直後に多く消費し、巡航運転をしている最中は電気を食わない事が分かりました。

暖房つけっぱなしは電力を食いますが、他の石油ストーブならびに電気ストーブもエネルギー消費が多く、それなりにコストがかかります。電力消費量が少ない「こたつ」「ホットカーペット」なら電気代を抑える事ができますが、動きが制限されます。

ちなみに夫婦2人の時はこたつ以外の暖房器具を使わず生活していました。おかげで1月の電気代は3,000円台とかなり安かったです。しかし家の中は寒く、上着を着込んでも手がかじかみました。部屋の気温が4℃だった時もあります。

冷房つけっぱなしも問題はある

冷房をつけるとフロンの圧縮運動で空気を冷やします。同時に結露が発生し、エアコン内に水がたまります。水はドレイパンにたまり、ドレン管からドレンホースをつたって外に排出されます。ドレンパンに溜まった水はすべて外に排出される事は難しく、若干残った水を媒介にカビが生えます。冷房をつけっぱなしにすると、つねに水がたまるのでカビは生えやすくなります。
そのため、夏場エアコンをつけっぱなしにすると冷房使用時期が終わったころには、エアコンはカビだらけ。あっという間に真っ黒になります。
自分で掃除できるのであれば問題ないのですが、できなければ高いお金を払って業者を呼ばなくてはなりません。私も昨年の冬、業者に掃除を頼んだら真っ黒の液体が流れてきました。業者いわく「冷房を夏つけっぱなしにしている家は大体真っ黒になっている」そうです。エアコンが汚れる事は、冷房つけっぱなしの代償と思ったほうがいいでしょう。

まとめ

冷房平均と変わらず(節電にはならない)
暖房平均よりも高い(つければつけるほど電気代が高くなる)

冷房、暖房ともにつけっぱなしにしていても節電にはなりません。ただし、冷房に関してはつけっぱなしにしていようがいまいが電気代はほぼ同じなので、身体の負担を考えるのであればつけっぱなしにしておいた方がいいかも。暖房はつければつけるほど電気代が高くなるので、不要な時には暖房を消した方が良いという結果でした。



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