子供がご飯を食べない原因10選と対処法。2歳・3歳の食事悩み

子育ての悩みは数多くありますが、代表的な悩みとして「食事」と答えるママは多いです。食事といってもマナーや箸の持ち方などもありますが、ご飯を食べない子供は一定数います。

我が家も1歳と3歳の子供を育てていますが、3歳の息子は食事量にむらがあります。どうして食べてくれないのか?子供が食べない心理を10選に考察してみました。

1.食べ物の好き嫌いが激しい

舌には味蕾(みらい)という味を読み取るセンサーがついています。大人になるにつれ味蕾は減少し、30-40代には子供のころの半分程度になってしまう人もいます。大人になるにつれ、濃い味を好んだり、味覚変化が訪れるのはこのためです。

子供は「甘み」「塩み」「うま味」などを好み、「苦味」「辛味」「酸味」には敏感に反応します。大人より味蕾が多いゆえに、刺激が強いためです。また、口の中も敏感のため食感にも反応し、ボソボソしていたり噛み切りにくいものは食べない傾向があります。

我が家の場合「葉物野菜」「青魚」「固い肉」は基本的には食べません。葉物野菜はミキサーで細かくして餃子にしたりして食べる時もありますが、青魚は臭いと食感がNGのため諦めています。固い肉も同様に細かくミキサーにすれば食べられますが、それだったら挽肉で十分間に合います。

調理方法によって食べられるものは食べさせますが、無理はしないようにしています。

2.食事中、他のものに興味がいく

食事をしている最中、テレビをつけていたり、おもちゃが転がっていると興味がそちらに向き、食事に集中できないことがあります。うちはテレビはありませんが、おもちゃが転がっていて食事中、子供がおもちゃで遊び始めてしまうことがあります。自分が食べたいときは無我夢中で食べますが、食事が終わりに近づくにつれて集中力が切れてきます。

子供の集中力は、10分程度しか持たないと言われています。子供が集中して食べられる環境づくりをして、10分間全力で食べられるよう工夫する必要があります。

3.食事中眠くなってしまう

食事をとると血糖値が上がり、眠くなることがあります。昼食後の休み時間が一番眠いと思う人も多いですが、自然なことであり病気ではありません。

子供も同様に血糖値が上がると眠くなります。さらに子供の場合、集中力が短く食事に意識が傾いていないときもあるため、食べている最中に睡魔が襲ってくることがあります。眠気が食欲より勝ると、食事量は落ち食べなくなります。

うちの1歳の娘も食事中に、眠りこけてしまう事がしばしばあります。寝てしまったらそっと布団まで連れていき、寝かせます。食事も大切ですが、極端に体重が標準より少なくなければ、睡眠を優先してもいいと思います。

4.空腹ではない

子供の胃の容量は大人の半分以下といわれています。

胃の大きさ一覧
新生児 34ml
1か月 90ml
1歳 295ml
2歳 500ml
成人 1200~1400ml
参照元:子供の食事研究所

一度に食べられる量が少なく、もし食べ過ぎてしまった場合、消化するのに時間がかかります。また、食べ物の消化時間は最低4時間かかると言われており、通常は5-6時間は食事間隔をあける必要があります。

昼食で食べ過ぎてしまった場合、夕食は食が進まないことが多いです。また、前日の夕食を遅めに取り、消化に悪い食べ物を多くとってしまったら、朝食を食べることがないでしょう。食事内容と食事間隔を見直してもいいかもしれません。


5:便秘による食欲不振

大人しかないと思われがちの便秘ですが、便秘症の子供は年々増加しています。原因は食事内容と生活習慣の変化です。共働き家庭が増え、食事がスーパーの総菜などに頼るようになったため、油っこく食物繊維の少ない食事が増えています。食物繊維が足りないと便のかさましができないため、便秘になりやすいです。

夜に寝る時間が遅くなり、朝食がおろそかになったため、生活リズムが狂い便秘が増えている調査結果もあります。それ以外にも無理なトイレトレーニングによって、トイレに行くことを嫌がり、便秘へ発展するケースもあります。

便秘がちになると、常にお腹が張っている状態となり、食欲が落ちてしまいます。食が細くなることによって、便の量がかさましされず、大腸にとどまります。大腸は便の水分を吸収するため、便は固くなり出にくくなります。このような悪循環にはまる前に浣腸など、適切な処置を行い便秘は解消するよう努力する必要があります。

6:食事前に水分やお菓子の取りすぎ

食事前におやつやジュースなどで血糖値が上がると、食欲が落ちてしまいます。食欲が落ちた状態で食事をしても、あまり食は進みません。おやつやジュースは避けたいところですが、どうしても小腹が空いてしまい泣いてしまう子供もいるでしょう。

私は子供が食事前に空腹を訴えたら、カロリーが低く見た目の量が多い、卵ボーロを家族で分けながら食べるようにしています。卵ボーロを複数人で分ければ量は少なく、家族で楽しみながら食べることができます。その他には子供が夢中になる遊びをしたり、散歩に行って誤魔化したりもします。

それでも泣き止まないときは、食事自体を早めにすまし、1日の流れを前倒ししていきます。早飯、早寝早起きは健康に悪くありません。

7:自分が食べたいご飯と異なる

3歳になると、その日の気分によって食べたいご飯が異なります。大人でも体調や気分によって、食事内容が変わりますが、子供にも食べ物のムラはあります。大人と異なる点は、子供は自分の気分を上手く伝えられないことです。

私は食事前に食べたい物を確認していますが、食べる直前になって内容が変わったり、子供が伝えてきた事を理解しきれていない時があります。自分の食べたい物とズレがあると、3歳の息子は食事がなかなか進みません。そんな時は前もって冷凍でストックしていた食事を電子レンジで温めます。もともと用意した食事は次の日に回したり、箸をつけていなければ冷凍でストックすることもあります。

それでも気分が乗らず食が進まないときは、食事は切り上げてしまいます。ある程度の割きりは必要です。

8:きょうだいを真似して食べない

きょうだいがいる場合、片方が食べなかったり、食べ終わったら真似をして食べないことがあります。良いことは真似してほしいですが、残念ながら悪いことも真似してしまいます。

3歳の息子は1歳の娘の食事が終了したら、自分は食べ終わっていないのに一緒に遊び始めてしまいます。食事に戻るよう声をかけても「妹ちゃんが食べていないから、僕も食べない」と反論。ある程度、空腹が満たされたのでご飯が残っていても、別の事をやりたいため妹を言い訳の出汁に使います。

言い訳を許していたら、なんでも妹のせいにしてしまうため、多少きつめに言って食事に戻らせています。しぶしぶながら戻りある程度食べたら終了です。別の事をやり始めてしまった時点で、集中力が切れているのは間違いありませんが、けじめとして食事をさせるようにしています。

9:食事中、怒られるので食事が嫌い

箸のマナーや食事の食べ方について厳しく指導するのは良いことですが、厳しすぎて食事自体が嫌いになり、ご飯が喉を通らなくなるケースもあります。

妻は子供のころ、母より箸の使い方を厳しく指導されたおかげで、今でも食事は好きではありません。子供のころは怒られるのが嫌で食事量を減らしてもらい、早くご飯を終わらせていたと言っていました。

食事はなるべく楽しんでできるよう心がけましょう。

10.生まれつき食が細い

生まれつき食が細く、すぐにお腹いっぱいになってしまう人は少なからずいます。子供も同じであまりご飯を食べる子が得意でなく、食事が進まない子もいます。

食事が進まないことに焦りを覚え叱りつけてしまい、食事の時間がトラウマとなることによって、拒食症まで発展したケースもあります。食事が進まず、栄養の事を気にして激怒する気持ちも分かりますが、食事の時間はなるべく楽しむことを意識したほうがよさそうです。


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