子供の左利き矯正の悪影響。無理やり左利き矯正された私の体験談

「子供が左利きなので、右に矯正しようかどうか迷っている」

世の中のモノは右利き用に作られているので生活するうえで不便なので、良かれと思って子供を右利きに矯正しようかと考えているパパママもいらっしゃると思います。でも、利き手の矯正はなんらかのデメリットもあるのかもしれないとネット検索して、この記事にたどり着いた(であろう)あなたに知ってもらいたいことがあります。

私は元々左利きでしたが、無理やり利き手を強制されました。結論から申し上げますと「利き手の矯正は、デメリットが多い」と感じています。

では、具体的に私が感じた左利き矯正のデメリットを紹介します。

左利き矯正のデメリット

右か左の認識がわからなくなってしまう

「ほら、また左で持ってる!右で持ちなさい」「だから右でって言ってるでしょ」

毎日の様に「右が~」「左が~」と何度も言われ続けていると、段々混乱してしまって「どっちが右でどっちが左なの?」と混乱してしまい、恥ずかしながら小学生になっても「右ってどっちだっけ?」と一度頭の中で考えないと認識できませんでした

視力検査もとっさに「右」「左」と言えないので、指差ししてましたね。これを目撃したクラスメイトに笑われてしまい、軽くトラウマになりました。大人になってからはさすがに左右の認識は出来ますが、とっさに言われると少し焦ってしまいます。これに関連しているかわかりませんが、私は生活に支障が出ることもあるレベルの方向オンチです。

自分が否定された気分になり、ストレスを感じる。何をするにも自信喪失

何か手を動かそうとすると「右でやりなさい!」と叱られてばかり。
「どうして私は怒られないといけないの?」と憂うつな気持ちになって、精神的にストレスが溜まっていきました。

そのうち「もう何もしたくない!」と投げやりになって、何をするにも自信がなくなったものです。
正直、右への矯正は納得できていませんでした。なぜなら、私が学生の頃には左利き用のモノが徐々に増えてきて、左利きでもあまり不自由を感じることなく生きていけるようになってきていたからです。でも、親や親戚があまりにもバカにするので、仕方がなく矯正していた感じです。

慣れない右手を使うので事故につながる

利き手の矯正はすぐに終わるものではなく、何年もかかります。

厳密には完全右手矯正なんて不可能ではないかと思います。実際に、私は今でも矯正されていない部分(歯磨きとか携帯電話を持つ手など)は左手でしています。とっさの時も左手が出ますね。

その矯正段階で無理やり右手で動作をおこなうと怪我や事故につながる事もあります

私の場合は、ホッチキス使用時に手元がくるって自分の左手に針をつきさしたり、ハサミで左手を切ってしまう事が何度もありました。幸いにも大きな事故につながったことはありませんが、怪我をしてしまったのにそれでもなぜ右に矯正しなくてはいけないのか不満に思ってましたね。

字が汚いので、文字を書くことすら嫌になる

今でも謎だったのが「習字は必ず右手で書く」という決まり。※現在もそんな決まりがあるかどうかわかりませんが

いうまでもなく、左利きの私は習字がヘタでした。ヘタなだけであればいいんです。

でも、習字の時間で書いた文字って、いちいち教室に貼られますよね。
自分のひときわ汚い文字が皆に晒されてしまうのが、本当に苦痛でした。しかも、先生の赤入れが他の子たちよりもたくさんついていて恥ずかしい…。それをネタにしていじめられることもあり本当に最悪です。

深く傷ついた私は、七夕の短冊に毎年「字が上手くなりますように」と願っていました。「え、そんなことで傷つくの?」と思うかもしれませんが、普段から「鉛筆持つ手は右!」「あんた、字が下手だね」と言われていると、習字(+書いたものを教室に貼られる)はトラウマになります。


利き手は無理に矯正しないで下さい

文中でも書きましたが、近年は左利き用のモノも充実してきていますので、左利きであっても不自由することはほとんどありません
無理矢理右手に矯正された私が強く伝えたいことは「(本人が不自由を感じていないのであれば)親のエゴで矯正するな」という事。

今の世の中は、多様性が認められている時代です。「皆が右利きだから」「右手社会だから」といったふんわりした理由での矯正はおすすめしません。それでも矯正したいとお考えであれば、私が上で書いたデメリットも加味しつつ、子供のペースに合わせた矯正をして下さい。


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