伊之助めん とんこつラーメン(チルド)を食べてみた 自慢の麺の味はどうだったか

年々進化しているチルドラーメン。味が毎年よくなるので、近いうちにラーメン屋を上回る日がくるのではないかと、ひそかに期待しています。
しかしとんこつラーメンだけはお店の味と大きく開いています。臭みがなくなるまでじっくり煮込んだとんこつのうま味を、化学調味料のスープで模倣するのは難しいのかもしれません。

そんなことを分かっていながら今回はチルドタイプのとんこつラーメンをレビューします。商品名は「伊之助めん とんこつラーメン」です。味も踏まえて詳しくまとめました。

伊之助めんってどんなラーメン?

そもそも「伊之助めん」とは何なのか?あまり馴染みのない名前なので簡単に調べました。

伊之助めんとは佐賀県神崎市にお店を構える製麺所です。佐賀県といえば神崎素麺が有名ですが、神崎素麺の伝統を受け継ぎ、地元に愛されている製麺所が伊之助めんです。江戸時代より300年創業した伝統の麺の主力は素麺。1639年小豆島より行脚したお坊さんより、初代伊之助さんが素麺製法技術を教えてもらったことが始まりだと言われています。佐賀県産の小麦と塩にこだわった素麺は独特のモチモチした食感がくせになり、佐賀県の名産と言われています。

素麺のレビューをみると安くておいしい良質な素麺だったという感想が目立ちました。麺の出来はかなりよさそうです。恐らくとんこつラーメンは近い麺を使用していると思われます。

伊之助めん とんこつラーメンを作ってみました

まずはパッケージ裏面の原材料から見てみます。

麺:小麦粉(国産)、植物油脂、食塩/酒精、トレハロース、かんすい、焼成カルシウム、クチナシ黄色素 スープ:ポークエキス、ラード、鰹節エキス、食塩、醤油、豚脂、香辛料、アミノ酸液、オニオンパウダー、砂糖、発酵調味料、でん粉、風味油、野菜エキス、食物繊維、チキンエキス、チキンオイル、酵母エキス、調味料、増粘多糖類

原材料をみると麺には酒精が含まれています。塩と酒精の間に/が入っていたので恐らく保存目的で含まれている食品添加物と区別をしているのでしょう。スープの原材料は気になるものはありません。

カロリー398kcal
たんぱく質12.7g
脂質11.2g
炭水化物58.2g
食塩6.2g

栄養成分を見てみました。食塩が6.2gとチルドラーメンとしてはかなり低いです。残念ながら1人前が100gと量が非常に少ないので、全体的に小ぶりな数値が目立ちます。

パッケージを開けて中を確認してみました。麺とスープが1個づつ入っています。スープは1袋だけしか入っていません。

麺をしっかりみてみました。乾麺ではなく生麺です。酒精が含まれているためアルコールの匂いが漂ってきます。豚骨ラーメンとしては麺が少し太いです。

スープを器に入れてみました。にんにくが含まれていないので、全く臭くありません。

多めのお湯の中に1分半茹でれば完成です。茹で終わった麺は先程のスープの中に入れます。

食べてみたらいまいちの味だった

スープの中に麺を入れたら完成です。トッピングはのりと焼いたベーコンをのせました。豚骨のイメージと異なりほとんど臭いがしません。

麺は生麺とは思えないほど、コシがあって美味しそう。

スープは乳白色の優しい感じのスープです。ニンニクベースのガツンと臭いスープではありません。

一口食べてみると、いまいちな感じです。スープはクリーミィ―は味わいで、飲みやすく麺にも合っている気がします。残念なのが麺です。通常のとんこつラーメンは、コシが強くつるっとした麺が主流で、柔らかくモチモチしている麺は豚骨スープに合っていません。悪くはないがとんこつラーメンとしては残念な麺でした。

パッケージ倒れの残念な味

金色のパッケージに高級感漂うラーメンでしたが、少し残念なラーメンでした。特に麺は豚骨スープに合っておらず、全体的にアンバランスです。麺は素麺に近いので、伊之助麺の素麺を一度食べてみたいですね。


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