マイホーム購入

住宅ローン破綻は人ごとではない。住宅ローン返済生活の落とし穴。

投稿日:2018/08/28 更新日:

9e17308d13d89a75ecd25c7fc2df0312_s「マイホーム購入したいけど、住宅ローンの借入額はどうしよう?」

マイホームは欲しいけど、住宅ローン返済で生活をカツカツにしたくない。いくら理想の家を手に入れたとしても、日々の生活が苦しくなれば全てが台無しです。

この記事を読んでいるあなたは、マイホームの予算をいくらに設定すべきかキチンと考えている賢明な方でしょう。

しかし、マイホーム購入時に完璧な予算を建てていても、住宅ローン破綻に陥ってしまう人達がたくさんいます。

私は以前ハウスメーカーに勤めていました。業務には直接関係ありませんが、ごくごく普通のご家庭なのにも関わらず、住宅ローン破綻になってしまったという話をよく聞いていました。決して住宅ローン破綻は人ごとではないのです。

では、なぜ住宅ローン破綻をしてしまうのでしょうか。

住宅ローン借入額は年収の5倍が理想というのは間違い

b8d2c173be45c32afb157e654f42e872_s住宅ローン借入額について、ネットや専門誌で調べてみると「住宅ローンの借入額は年収の5倍以内が理想」と書かれていませんか。
つまり、あなたの年収が400万であるとすれば、400万×5=2,000万円以内に住宅ローンを抑えると良いと言う事になります。

では住宅ローン2,000万円をフラット35・金利1.54%で借りた場合のシミュレーションをしてみましょう。

flat35参考:フラット35 ローンシミュレーション

月の返済額は6.2万円です。結構余裕な感じがしますよね。しかし、年収400万円の方の月手取りは大体22~25万円程度。4分の1が住宅費として消えていきます。残りの16~19万が生活費です。

マイホーム購入をする方は、大概お子さんが小さかったり、これから子供が出来たりと、まだまだ家族計画が定まっていないケースもあります。今は16~19万で生活が出来ていても、将来は出来ないかもしれません。その他、35年後には年金暮らしなのにもかかわらず「なんとかなる」と思って35年ローンを組んで老後破産…なんてケースも少なくはありません。賃貸にお住まいであれば、もっと家賃の安い所に引っ越すなど、その気になれば住宅費を抑える事は可能です。

「それでも、年収400万円の人が月6万円程の住宅ローンを払えなくなることなんてありえないのでは」とあなたは思うかもしれません。

でも、あなたは住宅ローン以外に発生してしまう費用についてはご存知でしょうか。

住宅ローン以外に支払わなくてはならないもの

マイホームを購入したら、住居費が住宅ローンになるだけだと思っていませんか。実は「住宅ローン以外の出費」を計算に入れずに、生活がカツカツになり住宅ローン破綻をしてしまう方が相当数いると私がハウスメーカーに勤めていた時に聞いたことがあります。

有名なのはマンションを購入した場合、住宅ローンの他に毎月「管理費」「修繕積立金」がかかってしまうという事でしょうか。

参考までに申し上げますと、我が家は1,200万の中古マンションを32年ローンで購入しました。毎月の住宅ローンは34,000円程。管理費・修繕積立金が別途30,000円程かかっています。つまり毎月64,000円支払っている事になります。

中古マンションを買った当時は子供がいなかった+共働きでしたので、支払いはラク。しかし、子供が出来ると生活費が増えてしまったので、以前ほど余裕ではなくなりました。夫の給料も思ったようには増えておりませんからね。それでも、年収に対して大分余裕を持たせて住宅ローンを組んだこともあって、なんとかなっています。

上で述べた年収400万円の方が2,000万円のマンションを購入した場合、月の支払額は9万円位になってしまうかもしれません(※マンションの管理費・修繕積立金はマンション毎に違います)。

その場合、月の生活費は13~16万円。配偶者が子供が小さくて働くことが出来ない等の時期は生活カツカツになるのは目に見えていますね。やがて配偶者が働くようになっても、その頃は子供にもお金がドンドンかかってしまうでしょうから、やはりキツイ生活になるでしょう。

「でもこれってマンションの場合でしょ?」

…と、思った方。

マンション・一戸建てを購入すると、以下の支払いが発生します。

・固定資産税※3ヶ月毎に支払
・火災・地震保険料
・不具合があった場合の修繕費(※マンションの場合は占有部分のみ)

特に固定資産税がすごく高いです!
1,200万円の中古マンションを購入した我が家ですら、3ヶ月毎に27,000円支払っています。もっと価格の高いマイホーム購入をした場合、固定資産税だけで年間30~40万位の支払いが発生している事でしょう。

固定資産税の計算はかなり複雑ですので、詳しくは専門家の方が書かれた記事をご覧ください。>>土地・家屋にかかる固定資産税の計算方法

そして意外と厄介なのは、何かあった時の修繕費です。

マンションの場合、共有部分については修繕積立金で行いますが、それでも家に住んでいると色々な事が起きます。我が家では猫砂を流してトイレが詰まって業者を呼んだら18,360円取られてしまいました…。戸建てに至っては、目の前の道路を含め、何かあったら自費でなんとかしなくてはいけません。水道管破裂にシロアリ…定期的にメンテナンスしないと家はボロボロになってしまいますから、多少のリフォームも必要。

マイホームを手に入れた後、長期的にみると想像以上に出費がかさんでいくものです。これらの出費を踏まえて住宅ローンを組まないと、住宅ローン破綻してしまいます。

住宅ローンを組めるだけ組むのではなく、支払える分を借りよう

7ca95d406f80e772fb47701b88ffbb24_s住宅ローン借入額は年収の5倍。

こんな言葉に踊らされて、将来のライフプランをよく考えずにマイホーム購入をしてしまうのは軽率であると個人的には思います。

どうしても家が欲しいからと、他の大切な事を犠牲にしてしまっては、本末転倒です。住宅ローンを組んでしまってから、気がついても元に戻る事はかなり難しいです。

マイホーム購入の際には、ご家族と何度も話し合いを重ね、ご家族にとって幸せになれるマイホームを探しましょう。


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  • この記事を書いた人
ぷにく

ぷにく

千葉県在住、2児(男女)の母。 環境アレルギーアドバイザー/Web運営業/ライター。 豪州の国立大学へ留学した後、IT・電気・不動産系の仕事を経験、その後独立。現在フリーランス。夫とはネット婚活歴1ヶ月で出会い、スピード結婚。妊活の末に長男・長女を授かりました。

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