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ワンオペ育児の弊害 会社・社会は育児に関心を持たなければならない

子持ちの男性サラリーマンにお聞きします。
「家事、育児に積極的にかかわっている」と断言できますか。

筆者は最近までサラリーマンでした。定時上がりに終わる仕事なので、帰宅後「食事」「入浴」「寝かしつけ」を二人で行い、休日も食事を作るなど、家事育児に充分参加していると自信を持って断言できました。

脱サラ後、自宅で仕事をするようになり、昼間も仕事をしながら家事育児を二人でするようになります。

家事育児を充分果たしてきた自信があったので、平日昼間分担するようになっても、大して変わらないとタカをくくっていました。

平日昼間の育児は想像以上にしんどかった

まずは我が家の家族構成を簡単に説明します。

・身長は低いが姉さん女房の妻
・好奇心が強いが怖がりの2歳息子
・成長が早く我が強い0歳娘
・さしたる長所がない私

夫・妻・2歳長男・0歳長女の一般的4人家族。近くにお互いの親は住んでいるが、仕事や様々な関係により、金銭的・肉体的援助は一切期待できない関係。
さしたる友人もいないため、2人の子供は夫婦のみで育児する必要があります。
待機児童&育児方針により、保育園は考えておらず、3歳以上になるまで家で育てる予定。

収入やその他は割愛しますが、保育園を利用しない一般4人世帯のはずです。
育児書や雑誌では祖父母の援助前提に考えられていますが、そのような家庭ほとんどいないと思います。

両親や保育園の助けを得ず、旦那がサラリーマンのケースを最近ではワンオペ育児とも言われています。
我が家も今まではワンオペ育児でした。

2人で育てても大変だった

私はスキルを磨いて、自宅で仕事ができるフリーランスになりました。フリーランスになった理由のひとつに、子供との接触を増やしたい願望もあります。
しかも仕事は時間を選ばないため、昼は子育て、夜は仕事に当てることができます。

つまり、日中の子育ては2人でできるのです。

当然、ワンオペ育児で回っていたので、2馬力になれば子育ては楽勝だとタカをくくっていました。

しかし2人体制になって1週間で私の考えは甘かったと痛感します。

2歳児は私に常に甘え(今まで私が会社に行っていていなかったので、寂しかったのかと思われる)、0歳児はギャン泣き。さらに0歳児を可愛がると2歳児は嫉妬で怒り狂う。

まるでサファリパークです。飼育員が2人になっても、負担は多少減るものの大変でした。

妻は、よく一人で気が狂わなかったと感心したほどです。

子供が病気になると大変なことに

さらに子供が風邪をひくと大変なことになります。
子供は大人より、おなかが弱く、嘔吐も多いです。そのため、病気になると嘔吐&下痢のオンパレードになります。

私が退職してから2週間目に長男が39℃の高熱を出しました。胃や腸もやられていて、食べたら嘔吐し、寝たら下痢をするといった負の連鎖。

2馬力のため私が嘔吐やもらした下痢を片付けている間、妻が長男&長女の面倒を見ることで迅速に対処することができました。

もしワンオペ育児だったらと考えるとぞっとします。

「嘔吐を片付けている間、長女はギャン泣き、長男はぐったりそばで横たわる…そしてまた嘔吐…」

気が狂いそうです。

サラリーマン時代、妻から「うんちを漏らして大変なことになっている」とメールをもらったことありますが「どうせ、暇なんだからその程度で連絡するなよ」と思っていました。

実際に体験してみると「メールで愚痴らないと気が狂っていたんだろうな」と妻の気持ちがほんの少し分かりました。

ワンオペ育児で奥さんは追い詰められている

日本人男性の育休取得率は3.16%(2016年)ときわめて低く、ほとんどワンオペ育児に頼っています。
男性の協力が少ないためか、MMD研究所と「ママイコ」の共同リサーチによると約半数の女性が育児ノイローゼを感じたことあるそうです。

では男性が声を上げて積極的に育休をとれるかというと、そんなに簡単なことではありません。

上司は自分より上の世代が多く、育児は女性が当たり前の世代です。会社も利益を出すことしか考えていないので、育休なんてもってのほか。

社会全体の意識が変わらない限り、男性の育児休業取得率は高まらないでしょう。

政治家や国だけのせいにしないで、社会全体で子育てをする意識で育児休業取得を推進して欲しいですね。


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