「臨月になると胎動が弱くなる」
そんなことを聞いたことがありませんか。
私は臨月に近づいてきた際に胎動が弱くなりました。
胎動が弱くなっても問題ないケースもありますが、赤ちゃんからのSOSである可能性もあります。
私は後者でした。
目次
臨月の胎動
臨月の胎動が弱くなる原因は?
・動けるスペースが少なくなってきた
・胎児機能不全
・臍帯巻絡(へその緒が絡まっている)
・酸素不足で赤ちゃんが苦しがっている
主な原因としては上記に記載しているような事が起きている可能性があります。
まず胎動10カウントで赤ちゃんの動きを確認!
「胎動が弱くなったと思ったら、横になって赤ちゃんが10回動くのに何分かかったか計測するように」と産婦人科で指導されていました。
胎動が10回動くのを確認できる平均時間は、約10分~20分と言われています。
ですが胎動に関しては個人差がありますよね。
私が通っていた産婦人科では、病院に連絡する基準として「1時間以上胎動を感じない場合」という目安がありました。
胎動が弱くなったからと言って必ずしも赤ちゃんがSOSを出しているわけではありませんが、今までは胎動が強かったのにも関わらず、急激に胎動が弱くなったのであれば、とにかく病院へ行って診察した方が賢明です。
臍帯巻絡だった私の胎動変化
妊娠8~9か月頃までは胎動が強くて胎動で目が覚めてしまっていたほどでした。
臨月頃になると胎動がかなり少なくなり、そして弱くなっていました。
その頃、妊婦健診でエコーを見ても特に問題はありませんでした。
「赤ちゃんが大きくなってきたから胎動も減ったのかな?」
なんて呑気に思っていました。
夫は私とは対照的に胎動が弱くなっている事に関してとても心配していました。
私は「胎動は弱いけど、しゃっくりしているから大丈夫」と思っていました。
38週になって突然の前駆陣痛が始まって、心配性の夫が病院へ行こうと強く促してようやく病院へ行き、緊急帝王切開でいざ赤ちゃんを取り上げてみると臍帯巻絡でした。
赤ちゃんを取り上げた医者がビックリする位へその緒が襷掛けになって巻き付いていたそうです。
「処置が少し遅れていたら助からなかった」と言われました。
もしも前駆陣痛がなかったらどうなっていたのか…と思うと恐ろしい。
私の胎動が弱くなってしまった理由は臍帯巻絡で赤ちゃんが苦しんでいた為でした。
妊婦健診で臍帯巻絡がわからなかった理由
医者が言うには「へその緒の位置によってエコーでわかる場合とわからない場合がある」んだそうです。
「1回位巻き付いていたとしても、通常分娩は可能であり問題視しない」とも言っていました。
自分だけは大丈夫だなんて思わないで病院へ行こう!
幸いにも私は事無きを得ましたが以前よりも胎動が弱くなるという事は、赤ちゃんからのSOSサインである可能性があります。
「胎動が弱くなったけど大丈夫!自分だけは大丈夫!」
なんて思わずにすぐに病院へ連絡しましょう。
日本における出生100人あたりの死産数は日本全国平均で2.5人(※)と想像以上に高く、決して他人事ではありません。
赤ちゃんを守れるのはあなただけだということを忘れないようにしてくださいね。
もうすぐママになるあなたへ 赤ちゃんのお部屋作りはできましたか?
もうすぐママになるあなたは、赤ちゃん部屋の準備はできましたか?
出産してからは、とても忙しいので考えている暇もありません。
今のうちに赤ちゃんのお部屋を準備しましょう。
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2015年9月16日 | 最終更新日:2017年3月5日 - 出産