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留学反対する両親の説得方法。両親が留学を許可するポイントを留学失敗した私が親視点で書いてみた。

「留学したいけど、親が留学を反対して困っている」

近年では、教育熱心な両親が増えて子供に海外留学をさせたいと願うご家庭も増えてきていますが、子供を海外で生活させることに抵抗を持っている両親も相当数います。親の立場としては「言葉も通じない・よくわからないところで生活をさせたくない」というのが本音。その気持ちは私が親になった今ではよくわかります。

親の心配は最もではありますが、海外留学に想いを馳せている本人としては、なんとでも留学したいですよね。私は、両親を説得してオーストラリアの国立大学へ2年間ほど語学留学をしました。でも、正直な話「私の留学は失敗だった」と思っているので、もし私の子供が「留学したい」と訴えても反対すると思います。

そんな私が「こんな理由・姿勢であれば、子供の海外留学を許すであろう」事を書いてみます。これから両親へ留学許可を…とお考えのあなたの参考になれば幸いです。

こんな理由はダメ!留学を甘く見ているのであれば、留学反対

まずは「こんな理由なら留学反対」というのを列挙します。もし、このような理由のみで留学を考えているのであれば、国内に住んでいても十分習得可能なのでそもそも留学する意味はないと個人的には思います。

・視野を広げたい
・英語(=外国語)喋れるようになりたい
・海外の文化に触れたい
・将来英語を使った仕事がしたい

よくある「海外留学をしたいと思う理由」にもこれらは入っているのではないでしょうか。しかし、この程度の理由であれば、留学の必要性を感じられません。もし、私が上記理由で留学したいと子供が訴えてきたら、以下の通りに返答します。

視野を広げたい

「視野を広げる」って何?そもそも日本の事をよく知りもしないのに、海外に行ったところで視野が広がるとは思えない。

留学先で日本の政治や歴史的背景を満足に語れる自信ある?私がオーストラリア留学した時、大学生たちは当然のように自国の政治や歴史についてスラスラと話してたけど。日本の事をよく知りもしないのに、どのように視野を広げるのかさっぱりわからない。

英語(=外国語)喋れるようになりたい

外国語の勉強は日本でも十分できる。特に英語に関しては、スカイプで英会話学習できたり、優秀な通信教育もある。日本国内でも出来ることが出来ないのに、海外に行って外国語が話せるようになると思ったら大間違い。お金の無駄。

そもそも、外国語を話せるようになってどうするの?日本国内では日本語のみで生きていける。外国人は少ないのに、一体いつ話す機会があるの?

海外の文化に触れたい

インターネットでも海外の様子はわかるし、なんだったら海外旅行にでも行けばいいのでは。わざわざ留学生活で得るものなんてない。

将来英語を使った仕事がしたい

英語を使った仕事に就くのは、ネイティブレベルの語学力がないと出来ないし、そのレベルに達するには、数年間の語学留学では身につかない。だいたい国内でも英語を勉強する方法なんて山ほどあるのになぜ努力しないの?日本でそんなレベルだったら、海外に行ってもさほど変わらない。

こんな理由・姿勢であれば留学を許可するかも

「じゃあどんな理由だったら、お前(=両親)は留学を許可するのか」と疑問に思った方も多いはず。あくまでも私の考えですが、こんな理由・姿勢であれば留学を許可するかもしれません。

語学留学が目的ではなく、該当の国でしかできない事が本来の目的である

語学を学ぶだけであれば、正直国内で事足りるので留学は絶対反対ですが、語学留学ではなくて「該当する国に行かないと出来ない」と思われる事をしたいのであれば、内容次第ではGOサインを出すと思います。

例えば「オーストラリアでアボリジニー(原住民)と触れ合って、話したり、彼らの生態を研究をしたい」とか「本場のフランス料理店で本物のフランス料理を学んで、日本でフランス料理店を開きたい」など。当然、将来へのビジョンもしっかりと持っている事も重要ですけどね。留学でそれを学んで、どのような経路をたどってそれを達成するのかまで熱く語る位でないと納得はしません。

留学費用をある程度自分で貯めている

海外留学はかなりの費用を捻出しなければなりません。費用面でネックになっているご家庭も実際は多いのではないでしょうか。「日本の物価は高いけど、海外は安いし…」と思うかもしれませんが、それは間違いですね。生活するだけでもなんだかんだびっくりするほどお金はかかるものです。消費税も日本と比べ物にならない位高い国も存在しますから。

ちなみに私の両親については、お金が一番ネックでした。なので、高校の頃からなんとなく留学したいと思っていた私は学業と両立しつつ、高校~大学時代は一生懸命アルバイトをして300万位自分で貯めました。親の立場からしてみれば、今までも教育費が多大にかかった上に、留学という不確かな事に対して大金をつぎ込みたくはないのが本音。本当に留学したいのであれば、両親へ負担をかけず、様々な方面から努力をして本気度を見せる事が重要です。

国内で外国語力(英語など)を出来るだけ高める

留学費用を貯めると同時に国内であなたが出来ることは留学したい国の言葉の学習をして、ある程度の成果を出す事です。例えば、英語であれば最低でも「英検準1級」「TOEIC800点」は欲しい。というか、この程度であれば、頑張って勉強さえしていれば到達できるレベルです。国内でそれくらいクリアできないのであれば、数年間海外に行っただけでは、たいして語学力は伸びません。まして英語(外国語)を使った仕事に就くのはまず不可能。

厳しいようですが「仕事にも生かせそうにないなら、留学なんてムダ」と親の立場からは感じてしまいます。

国内で出来る限りの事はした。もう海外留学しかない。という状況にしておかないと、両親への説得は難しいと思って下さい。

留学先は日本人が多く、比較的治安のよい場所であること

「日本は世界一治安のよい国」と言われており、実際海外の治安はあまりよくありません。そのあたりを心配している両親も多いと思います。

なので、自分が留学したい国を徹底的にリサーチして「困ったときに頼れる日本人がいそう+治安が比較的よい場所」を探しましょう。そして、それをパワーポイント等に自分でまとめて、説得する際に説明すると良いですね。

該当箇所は少ないかもしれませんが、根気よく探して下さい。


海外留学した=人生が明るく豊かな方向へ行くとは限りません。よく考えてから留学を決意しよう

海外とは隔離されている土地柄「海外へ行けば、きっと自分は変わる」と根拠のない憧れを抱いている方は多いように思います。でも、実際に海外留学をした私の意見は「留学しても、人生はたいして変わらないし、どんな方向へ向かうかは自分次第」と感じています。

結局、私は英語関係の仕事には就いていませんし、現在WEB運営業(英語はめったに使うことがない)をしている2児の母です。平々凡々な主婦で留学したことは何も生かされておりません。留学には多大なお金がかかりますので「自分は本当に留学が必要なのか」一度立ち止まって慎重に考えて下さいね。

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