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【注意】みんな知ってる?天然由来成分シャンプー・洗剤の危険な勘違いと落とし穴

投稿日:2018/09/12 更新日:

092f526f34458cc3de29df4e21b0639e_s自分や家族がアトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルを抱えていた場合、化学物質が入った合成洗剤よりも、天然由来の成分で作られた洗剤に手伸ばしたくなります。
しかし「天然由来成分」という表記を本当に理解している人は多くないのではないでしょうか。
私は「天然由来成分」という言葉を理解していなかった為、失敗したクチです。
みなさんも私と同じ失敗をして欲しくないので「天然由来成分」についてと洗剤とはどういったものか、分かりやすく簡単にまとめました。

天然由来とはどういう意味か?

天然由来成分だから人に「無害」「安全」というキャッチプレーズを、よく耳にする事ありませんか。また、天然由来だから赤ちゃんに使っても大丈夫と。
人は先入観から「自然」「天然」「無添加」などの言葉をきくと、安心安全で環境にやさしいと思い込みます。

さっそく本題に入ります。天然由来とはどういう意味なんでしょう。
天然由来とは原料を天然物を使用しているという事。つまり、天然で取れた原料を使用して、例えば毒素等をその後いくら混ぜても天然由来となります。
よって、天然由来=安全とはならないのです。

ちなみに天然素材は全て天然物を使用しています。似ている言葉ですが、意味は全く違うので注意が必要です。

天然や自然が安全なのか?

そもそも「天然」「自然」「植物成分」だから安心で体によいという思い込みを捨てたほうが良いかもしれません。
天然や自然物でも毒素や体に悪いものはたくさんあります。

天然のカドミウム

鉱物や土壌に存在しています。一部が水田などに紛れ込み、米やその他野菜にも微量のカドミウムが含まれていることがあります。微量なので影響はありませんが、許容量をこえると骨や関節が脆くなり、肺気腫、腎障害、蛋白尿などを引き起こします。代表的な病気は「イタイイタイ病」

天然のセシウム

中国等でレアメタルとして採掘されています。時計等で使用。大量に摂取すると人体に悪影響を及ぼします。放射能のセシウムと違い、放射性がない為、少しは安全です。

とりあえず、極端な例を挙げさせてもらいました。
言いたい事は「天然だから安全だ」「人工物は危険だ」といった先入観に陥って欲しくないのです。

ちなみに日本人のほとんどは先入観から人工物と聞くと「危険」だと感じる人が多いと思います。
そのため、化粧品・洗剤メーカーは天然由来は安全だといった、嘘にも近い宣伝文句を使うのです。

天然由来でも発癌性界面活性剤は存在する

先に言ったとおり、天然由来成分でも安全ではない物質は世の中に存在します。

天然由来で安全だと宣伝しているにも関わらず、発がん性をもった界面活性剤を使用している商品に私は出会いました。

使われていた界面活性剤は「ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド」という物質。名前の通りヤシ油から精製される界面活性剤のため、立派な天然由来成分です。
しかし2011年に発がん物質を評価する国際がん研究機関(IARC)に「ヒトへの発がんの可能性あり」と評価されています。さらに、免疫器官への毒性、感覚器官への影響、肌の炎症等を引き起こすとされています。

実はこの界面活性剤は様々な化粧品&シャンプーで使われています。代表的な商品はスカルプDです。その他には肌に潤いをもたらすといわれる雪肌精でも使用されています。

さらに調べていくうちに「小樽・子どもの環境を考える親の会」というブログに詳しい内容が書かれた記事がありました。

ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド【別名:コカミドDEA】が含まれる男性用シャンプー類を調査したところ、この物質を使っているワースト1位は、CМで有名な『スカルプD』。製造元はアンファー社で、10商品中、8つに配合。恐ろしいことにベビー用シャンプー、ベビー用ボディソープにまで使われていました。2位以下は資生堂が4品中1品、マンダムが11品中2品に使用。『スカルプD』のHPには、余計なものを入れない6つのフリー。宮古島の無農薬栽培アロエエキス使用などと安全性や自然系を連想させる言葉が並んでいます。

アンファースカルプDベビーシャンプーには、赤ちゃんのための7つの天然成分配合で、より優しいスカルプD、生まれてすぐ使える0歳からのエイジングケアなどと書かれていました。

ジャーナリストの植田武智さんが、女性向けシャンプーで配合の有無を調べたところ、大手の花王やライオンでは代替化が進められて入っていなかったそうですが、花王子会社カネボウの商品には、3品中2品に含まれていたそうです。植田武智さんが、花王に問い合わせたところ「企業秘密だから」と回答拒否されたそうです。植田さんは「消費者の疑問に説明責任を果たそうとしない姿勢がカネボウの白斑問題につながった。反省している様子は全くなく、消費者は不買によって自衛するしかない」と言います。

その他のシャンプーでは、ノエビア(トカラ海の贈り物)など(5品中4品)、コーセー(16品中11品)、カネボウ等中小のナチュラル系をうたった製品に使われていました。大手では唯一資生堂(ツバキ)に使用されていました。ツバキには、黄色4号、5号などぜん息を誘発させるといわれる物質も入っていました。また、化粧せっけんにまで使用しているメーカーもあります。

ナチュラルシャンプー人気1位の『PURE95』(パーミングジャパン)は、無添加・自然派といい主な成分のところにはハーブ類やサトウキビなどしか書かれていませんが、全成分を調べると「コカミドDEA」が大量に使用されています。

ノンシリコンをうたう『ISLABO』(石澤研究所)には、指定成分無添加せっけんシャンプーと書かれてありますが「ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド」の表示で入っています。

日本の企業モラルを疑いたくなる、散々たる結果です。天然由来成分という言葉に躍らせれてはいけない事がわかります。


最終的に行き着く先は石鹸になる

このような真実を伝えられると、どのシャンプーも疑わしいため、恐ろしくてシャンプーを購入できないと思われるかもしれません。
筆者は全成分石鹸のシャンプーや洗剤をオススメします。

そもそも石鹸とは何かお話しすると、石鹸は界面活性剤の一種です。定義として「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」の2種類を100%含んだ製品しか該当しません。つまり、それ以外の界面活性剤が1%でも入っていると石鹸ではなく「複合石鹸」「合成洗剤」と呼びます。

石鹸の歴史は古く紀元前3000年頃から使用されていると言われています。日本に来日したのは16世紀ごろ。オランダとの貿易ではじめて輸入したそうです。

肌に対しても低刺激で環境にも悪影響をほとんど及ぼしていないのは、歴史が証明しています。(※もし両者に問題があったらとっくに使われていない)
合成洗剤の歴史は比較的浅く、作られたのは1834年。普及し始めたのは1950年頃です。

歴史が浅いので人体や環境への影響がまだ分っていません。今後、様々なトラブルが出てくるかもしれません。

筆者が何故、石鹸をお勧めするのかというと、歴史の証明だけでなく、実際に使用して肌トラブルが落ち着いたからです。

現在、愛用している石鹸は「シャボン玉石鹸」

>>化粧石けんシャボン玉浴用 6P 100G

石鹸素地しか含まれておらず、余計な成分はありません。
肌の弱い、筆者、妻、息子はこの石鹸を使用してから、肌荒れと無縁の生活を送れるようになりました。

また、アトピー性皮膚炎の息子がアレルギー専門医からすすめられたシャンプーは石鹸です。
石鹸以外使用してはいけないとまで言われました。

天然由来といった紛らわしい言葉を信じるより、シンプルで実績のある石鹸を使用する事が、私達にとっては害もなく安全であると言えるでしょう。


  • この記事を書いた人
ぷにく

ぷにく

千葉県在住、2児(男女)の母。 環境アレルギーアドバイザー/Web運営業/ライター。 豪州の国立大学へ留学した後、IT・電気・不動産系の仕事を経験、その後独立。現在フリーランス。夫とはネット婚活歴1ヶ月で出会い、スピード結婚。妊活の末に長男・長女を授かりました。

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