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20代で転職3回した結果、安月給のホワイト企業に就職!!大逆転と思ったが…

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大学卒業後3年間で3回も転職。多いと思いますか?私は大学卒業後、26歳までに3回転職しました。
我ながらに、こらえ性がないと呆れ果てます。私の変わった職務経歴が誰かの役に立ばと思い「20代で3回も転職した経験」「安月給だが満足いく会社に入社し退職に至る経緯」「ホワイト企業を辞めた理由」を詳しくまとめました。

新卒後、正社員で入社した会社は大失敗

就活を始める大学3年の頃は、サブプライムローン破産の前で空前の売り手市場。商学系の大学に通っていましたが、地味な経理に魅力を感じず、何となくかっこよさそうな営業職を目指し、就職活動をしていました。売り手市場とマスコミも囃し立て、周りからも今年はラッキーだと聞かされています。何のスキルのない私でさえ、大手企業にバンバン内定をもらえると夢を見ていました。

しかし…現実は甘くありません。就職活動を始めてから6ヶ月後、内定はゼロ。

売り手市場とは「売れる人材に内定が集まる」という意味で、ロクなバイトもせず、まともな敬語がほとんど使えない私のような屑には関係のない話でした。

それでも活動を始めて9ヶ月。何とか内定をもらえた会社は創立60年、業界ではそこそこ名の知れた企業。

会社調査をほとんどせず、仕事内容は不明でしたが、規模や歴史だけで、友人に自慢をたくさんしました。今、思い出すと本当にあほですね…

リア充はホワイト企業?私にとってはブラック企業

入社後、私を待っていたのは毎月の長期出張。
夜中1時に千葉の自宅から秋田まで車を走らせ、翌朝8時に現地到着。
その後、休む間もなく得意先に営業でまわります。

出張日以外は毎日夜の10時まで電話応対&受注管理。当然、離職率は高く入社した新卒20人が3年で1人残っていればいい方でした。

私自身も1年半勤務後、ストレスと身体の疲れが溜まりあえなく退職。

これだけだと最悪の会社に見えますが、人間関係はよく休日は会社の仲間と遊びに行ったり、テニスをやったりして、よい面もありました。また、自分がミスをしたら必ず上司がフォローを入れるので、大問題まで発展しません。

ただ…仕事内容がきつすぎて、私には合いませんでした。

入社前にOB訪問などしっかりリサーチしなかった事が就職失敗の原因です。

キャリアを積めずに転職

耐え切れず会社を辞めてから、無職という現実に焦りを感じていた私は職について詳しく考えず、がむしゃらに転職活動を行いました。
そして内定が出た会社は小さなベンチャー企業。ベンチャー企業は人手に余裕がなく、仕事のやり方などを教えてもらえません。営業職として中途採用されたので、本来は自分で考えて仕事を取ってこなくてはなりませんが、前職でスキルを身につける前に退職してしまったため、何をしたら良いか分からず、会社でもボーとしている日々続きました。

当然、会社からはよく思われず、居心地は日に日に悪化します。

ついにはその場の空気に耐え切れず、逃げるように退職しました。

うつ病で退職

またしても焦りからがむしゃらに転職活動。職種はこりもせず営業職です。入社できたの企業は歴史の古いメーカー。しかし根本はベンチャー企業と同じで、中途採用は入社時には仕事ができていて当たり前。教育は全くありませんでした。またしても何をしたら良いか分からず、カタログを読んで商品を覚えたり、雑用はこなすものの、仕事の成果は全く出せません。
ただ、前職と異なる点は成果の出せない人間には罵声の嵐。毎日のように叱責を受けます。次第に心を病んで、ついにはうつ病で休職する事になりました。
病気が回復してから仕事に復帰したいと願い出ましたが、部署からいらないと言われ、結局自己都合という名のリストラにあいました。

リストラされた内容については別の記事に詳しくまとめています。もし良かったらご覧ください。

>>私はこうしてリストラされました。首きり社員の伝えたい事

耐えきれず退職⇒急いで就活⇒就職成功⇒耐え切れず退職

同じことの繰り返しです。

薄給の超ホワイト企業就職

わずか3年で続けざまに3社。さすがに今後の人生に危機感を抱き、自分の職種などを見直す事にしました。そして今更ながら営業が自分に向いていないのではないかと考え直しました。私は口下手で人を煽てたり、気を利かせて相手の為になる行動の苦手。どう考えても営業向きの性格ではありません。

営業にも種類があり、製品説明を主体とするメーカー営業は口下手でも問題ないです。ただし製品知識は必須であり、自分は持ち合わせていないスキルでした。

私の残念な頭は、転職を3回繰り返してやっとその事に気がつきます。唯一幸いな事は就職してきた会社が機械業のみと統一されていた事。そのため、機械関係の別業種を選べば新たな道が開けるかもしれないと考えました。

「営業は向いていない」
「じゃあ、事務か?」
「しかし、総務経理は業界知識を生かせない…では生産管理はどうだろうか?」

そこで職業訓練校を利用して、知識を深めて工程管理勤務を目指す事にしました。

>>職業訓練校での授業内容と訓練について体験談

そして職業訓練校より紹介された会社は「業務は安定しているが薄給」の会社。下手したらフルタイムのバイトより安いです。それでも職務経歴内容が悪く(転職3回)、未経験で入社させてもらえるだけでも感謝です。今でも内定をくれた、工場長には感謝しております。

しかし妻と結婚して、妻からは「給料が安すぎる(当時働いていた妻の方が給料は高かった)のに、なぜ辞めないのか?」と言われた時は辛かったです。

薄給が理由で退職という文字が何度も脳裏をかすめました。
しかし当時は給料以外の不満はありませんでした。

当時感じていたメリット

・人間関係がよい
・退職時間が17時で残業がほとんどない
・残業した場合、残業代が必ず出る
・有給休暇が取りやすい(当日でも可)

帰宅時間が早く、育児を手伝う事ができ、幼い子供がいる父親としてもありがたく、精神的にも追い詰めらず仕事できたので、体調を崩す事は一度もありませんでした。
まさに理想的な職場。本当のホワイト企業に入社する事ができたということです。

環境変化は突然訪れる

入社時は理想的で特に問題がなくても、職場環境は劇的に変化することがあります。入社してから6年経過して、最悪の事態は突然訪れます。私を採用して、入社後も面倒を見てくれた工場長の退職です。
工場長は会社役員と揉めて退職したのですが、いなくなった途端に隠されてきた財務上の問題、営業の問題、顧客問題が浮き彫りになります。
そして…見積もりの甘さから多額の赤字を計上し、会社は泥舟となります。

不思議なことに会社が泥舟となると、人間関係も悪くなり社内はギスギス状態になります。

「人間関係悪化」「サービス残業は当たり前」「有給は白い目で見られる」

驚いた事に転職前に勤務していた会社と全く同じ状況、むしろ薄給なことを考慮するとさらに悪化しました。当然、離職者は増え、会社の仕事は回らなくなります。6年勤務し一通りの仕事をこなせる様になっていたので、前職のような辛い環境ではなかったのですが、退職する事を考えるようになりました。

「環境変化」「子供の言葉遅れ」により退職を決意

結論から申し上げると、就職して7年目に差し掛かる頃、辞職を会社に申し出ました。ありがたい事にこれまでと異なり、引き止めの説得や条件変更の申し出をいただき、退職を踏みとどまるか悩みました。会社の先行き不安だけでしたら、残留していたかもしれません。
しかし個人的な理由で辞めざる得ませんでした。

理由1 副業が忙しく本業と平行が厳しくなった
薄給会社は仕事内容は楽しく、業務形態もゆとりはありましたが、給料はかなり厳しかったです。妻が自営業をはじめてから、休日や仕事が終わった後、お手伝いするようになりました。正直、妻のほうが収入は高額です。今までは仕事量が少なく、本業ついでにお手伝いでも間に合いましたが、業務拡大を見込む事になり、本業に支障をきたす可能性が出てきました。そのため将来的にはどちらかを選択する必要があります。理由2の問題があったため、早めに本業を辞めようと思いました。

理由2 子供の言葉遅れ
退職は子供の言葉遅れが決め手です。今まで妻が平日の昼間は2人の子供を面倒見てきましたが、会話できない子供だけだとコミュニケーションが少なく、長男の言葉が平均と比較しかなり遅れてしまいました。保育園に預ければ、追いつくかもしれませんが、私が住んでいる地域も待機児童が多く、簡単に入園できません。そのため、私が退職して2人で子供の面倒を見る事にしました。収入は少ないですが、妻は自営業をやっているので何とか暮らしてはいけます。
とはいいつつも、金銭的に苦しくなる時期ももあるので、短期でできる仕事や時間の都合がつきやすい仕事などを探しています。職務経歴書が汚れているので、書類選考落ちばかりですが…

もったいないが後悔はない

6年勤めた会社では様々な技術と知識を身につける事ができました。それらのスキルを生かさない事は少々もったいなく、再就職で生かしたい気持ちも多少あります。それでも子供を最優先に考慮したい。そのため、退職しスキルを生かさない決断をしたことに対して後悔はありません。
将来的には妻の仕事を手伝い、金銭的にもゆとりある家庭を目指す夢はあります。とにかく現在は家庭最優先。
こんな変わった職務経歴を持っている私の話が誰かの役に立てば幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。


 

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