シリンジ法で妊娠成功。妊娠した周期の妊活記録まとめ⇒女の子を出産。シリンジ法のやり方やデメリットって? | HPゼロ主婦の暮らし

シリンジ法で妊娠成功。妊娠した周期の妊活記録まとめ⇒女の子を出産。シリンジ法のやり方やデメリットって?

妊活

シリンジ法は自宅でも人工授精できる妊活方法。海外では結構普及しているのだとか。私はシリンジ法キットを購入して「タイミング法+シリンジ」で妊活しました。シリンジ法を用いると、上の子が起きていたとしてもタイミングがとりやすいんです。シリンジ法で妊活してから「上の子が寝てくれないのでタイミングがとれない」と悩むことはなくなりました。

そして、ついに「タイミング法+シリンジ」をはじめてから5周期目に妊娠成功!

本記事では、タイミング&シリンジ法で妊娠した周期の妊活記録やシリンジ法のやり方、注意点、メリットデメリット、シリンジ法のリスクなどをお伝えしていきます。

1回あたり499円の人工授精!シリンジ法とは

シリンジ法とは、先端部がシリコンゴムで出来た器具を使って、精子をスポイトのように吸い上げて膣内へ注入する「膣内注入法」です。難しく書いていますが、自宅で人工授精しているのと同じですね。

「シリンジ法で妊娠なんかできるの?」と感じるかもしれませんが、シリンジを用いた膣内授精による妊娠結果の研究論文についてによると、妊娠率は女性20~33歳で68.3%、女性33~36歳で42.8%、女性36~40歳で25%と案外高いのです。

詳しい内容:シリンジを用いた膣内授精による妊娠結果の研究論文

シリンジ法を用いて妊活していた当時、私の年齢は31歳。全部シリンジ法のおかげとは言えませんが、実際に妊娠できました。

シリンジ法のメリット

  • 上の子の世話をしながらでも妊活できる(しやすい)
  • 疲れている時でもタイミングがとりやすい
  • とにかくラク
  • 人工授精よりも安い

シリンジ法のデメリット

  • (はじめは)旦那の説得が大変
  • (慣れていないと)アレがあふれて漏れやすい
  • (はじめは)使い方に戸惑うかも

はじめに:シリンジ法の注意点

シリンジ法を試みている人の中には、100均等で注射器やスポイトを買って自己流でシリンジ法を行いたいと考えている人もいらっしゃると思います。

でも、シリンジ法は専用のキットを使うことを強くおすすめします。シリンジ法の用途ではない注射器やスポイトは、女性の膣内を傷つけたり、最悪スポイトが抜けなくなったりするなどといったリスクも否定できません。取り返しのつかない事態になってしまうと、本末転倒です。

私は、シリンジ専用のシリンジ法キットを使いました。値段は100均と比較すると割高かもしれませんが、それでも1回あたり499円。不妊クリニックで人工受精するよりもはるかに安い値段です。

妊活はお金がかかりますので少しでもケチりたくなる気持ちはわかりますが、妊活は年齢との戦いです。「中途半端な妊活をしているうちにタイムリミットが来てしまった」なんてことにならないために、少々お値段が張っても、自分の体質に合った安全な商品(やサプリなど)を選ぶようにした方が後悔することはないと思います。



シリンジ法のやり方

シリンジ法キットの使い方を実際に届いたキットの写真を用いて説明します。

1.容器内に男性の精液を注入

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なにやらどこかで見たことがあるような容器ですね。上に移っている容器に男性のアレをいれます。旦那側の立場としては虚しい行為ですので、説得が大変なのがデメリットですね。

2. カテーテルとシリンジ(注射器)を接続

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カテーテルは先端が平らになっている方が接続部分です。接続はし難いですが、カテーテルを確実に奥まで差し込むのがシリンジ法成功のコツです。差し込みが甘いとカテーテルが女性の膣内に残ってしまうリスクがあり、大変なことになってしまうかも。

3.精液の採取

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カテーテルをつけたシリンジ(注射器)でゆっくり精液を吸い上げます。※色々と問題になりそうですので、写真には精液を入れていません。

4.膣内へ注入

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カテーテルの部分を膣内に注入します。注入する時は、ゆっくりと行いましょう。注射器の部分を膣内に注入してはいけません。膣内を傷つける危険性があります。

…と、こんな流れになります。ちょっと怖そうですよね。



シリンジ法を使用して妊娠した周期の記録を公開(時折夫とけんか)

私(30代前半)は生理不順で排卵障害なので、不妊クリニックに通っていました。
生理周期は人より遅めで35~38日周期。卵子の成長はかなりゆっくりめですね。

そして排卵するのは大概21~25日目あたり。
排卵が遅いと卵の質が悪いから良くないといった話も聞きますが、1人目は24日目排卵で、元気な男の子に育っていますので、そんなに気にしなくてもいいのかなと思います。

平坦に書いていますが、当時は夫とけんかしながら妊活してました。シリンジ法使うようになって激減しましたが、シリンジ法とはいえ「面倒」なんて言い出したので、じゃあ「仲良しして体力消耗したいか?!」とぶちぎれながら排卵日前後を過ごしています。

…という話はさておき、妊娠した周期はこんな感じでした。

D1~6生理
D15クリニックで卵胞チェック。13ミリ。排卵誘発剤を打つ
D19クリニックで再び卵胞チェック。19ミリ。数日で排卵すると言われる。排卵検査薬陽性★タイミング取る
D20★シリンジ法
D21排卵検査薬強い陽性反応出る(朝)。★タイミング取る
D22(排卵日?)排卵検査薬は昨日よりは薄い陽性反応出る(朝)。★シリンジ法
D23クリニックにて「排卵済」を確認。★タイミング取る

排卵検査薬の反応からして排卵日は、D21夜~D22日中だったのではないかなと思っています。排卵日はシリンジ法ではなく、タイミングを取りたかったのですが、夫が仕事でお疲れモードだったので、やむなし。

今回は排卵日前後にシリンジ法2回タイミング3回取ることができて、なんとか毎日実施できたので「今回は思い残すことはない、まあちょっとけんかしたけど」とストレスはさほどたまりませんでした。

シリンジ法で妊娠・出産!妊娠検査薬で反応が出たのはいつから?

私はいつも手持ちの早期妊娠検査薬を使って、フライング検査をしています。様々な情報を総括すると、早期妊娠検査薬は高温期9日目から反応が出る人は出るそうです。今回は高温期10日目から海外の早期妊娠検査薬「wondfo」でフライング検査をしました。

結論から言ってしまうと、高温期10日目からうっすらと陽性反応が見えていました。でも、高温期14日目まではなんだか消えそうな位頼りない陽性反応だったので不安でしたね。

生理予定日を過ぎると、安心できるくらいの濃さにはなっていきました。

生理予定日1週間後、ドゥーテストで妊娠検査をしてみると、くっきりと陽性反応が見えたので、ひとまず「化学流産」の心配はなくなりました。そして、生理予定日2週間後に胎嚢・胎芽・卵黄嚢が確認できました。

そして、妊娠中特に問題なく元気な赤ちゃんが産まれました。あれから約3年たちましたが、発達には何の問題もなく成長しています。





シリンジ法でも妊娠できる。妊活ストレスも減る。

「自力でシリンジ法をして妊娠なんて出来るわけがない」と半信半疑の私でしたが、私は5周期目で(シリンジ法を併用して)妊娠できました。シリンジ法を使ってみて実感したのが「男女ともに負担が少ないので、シリンジ法を併用すればタイミングを逃すこともなく、妊活ストレスも軽減する」という点はメリットではないかと。

最初は夫側もシリンジ法をするのに戸惑いはありましたが、慣れてくると「シリンジでもいいから気がラクになる。プレッシャーからも解放される」と非常に好感触でした。

日本ではまだ広く知れ渡っていない「自宅で人工授精が出来るシリンジ法」ですが、思い切って試してみて良かったと思います。特に、30歳過ぎてからの妊活は、1周期たりともムダにしてはいけません。卵子はどんな女性も平等に劣化していきますから。

排卵日前後のタイミングを取る事に苦労されているご夫婦には、シリンジ法も検討してもいい妊活方法の1つではないかと私は思いました。


1回499円!
公式HPはこちら

36歳以上の妊娠率は25.0%!参考:https://prement.jp/report/



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